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システムの特徴について |
一般的にパラシュートと聞くと丸型のパラシュートを想像するのが一般的です。 そして、高層ビルの脱出には幾つかの条件が必要とされる。まず第一に確実に開傘すること、開傘高度が出来る限り 短い(早く開く事)そして火災を起こしているビルから早く離れる事だ。 ●確実に開く 確実に開く事が出来るにはシンプルな構造を持つ事で有る.下の図のように開傘に関しては丸型の方が確立が高い。 しかしここにも幾つかの特徴をイーベストは持ちます。まずちょうど丸型と角型(ラムエアータイプと呼ばれます・パラグライダーの様) の間のデザインでロガロタイプと呼ばれるハングライダーの祖先です、元々、NASAが宇宙船の回収用の丸型から進化させた指向性 (方向を変えられる)タイプです。利点は有る程度の滑空比(ビルから離れる為必要)を持つことです。 又、スカイダイビングやパラグライダーに用いられる角型は開傘をコントロールすることが難しく(丸型、や他と比べ)開傘距離も多く必要としますそして方向を自由に変えられる高い運動性能がある意味誰でも使用出来るとは言いがたいからです。 イーベストの採用されたロガロタイプ(三角形)の翼そして開傘を確実、早める為のあらゆる技術を駆使し丸型以上に低高度で開傘が可能に成りました ●ビルから離れる必要性 イーベストの開発自体も丸型から始まりました。構造がシンプルで安価に製造できる事も魅力でした。しかし、そこには多くの問題点がありました。まず、開くと直径が10Mもある物が(半径で5m)ビルの窓から飛び降りた時ビルの突起物に触れずに飛び降りる事が不可能なことです。丸型のパラシュートのビルからのジャンプにはカ相当遠くまで窓から離れる助走、または専用の橋を用意しなければなりません。 それを裏つける様にそれらを製造するメーカーのデモビデオは用意された場所から飛び出しています。窓から飛び降りた時背中とビルの間は自由落下(フリーフォール)無しでは1mも空くことは無いと言えます高い確立でベランダや突起物の引っかかる可能性が高いと言えるでしょう。 イーべストは開傘時ビルの外側に開く様設計されています。開傘する瞬間から使用者の向いている方向に開傘しつつ建物から離れる設計を行ったのはその為です。ですから必ず背中を建物方向に向けてください。逆に言えば降りたい方向を向き飛び降りてください。 |
●天候そして風 もし仮にイーベストを使用するとき天候、時間、風を選択出来る余地は100%有りませ。 仮に丸型のパラシュートでたとえ微風であっても向かえ風で飛び出せば必ず風下はへ流されます。火災時に発生する火災による熱でビル自体が風を起こします。丸型のパラシュートを使用する時は出来る限りビルから遠ざかる風を選ばなければ成りません。私たちが考えたのはその風です。つまりどの様な風であっても必ずビルから遠ざかる重要性です。何故ならもしビルに引っかかると状況は最悪の事態を引き起こす可能性があるからです。ましては隣のビルではなく火災を起こしている最も危険な場所の場合はなおさらです。 ●道具には全てデザインされた特性があります。使用者は必ずその特性を理解する事が必要となります |
●私どもは購入者に対し必ず使用方法を出来る限り理解して頂く為講習会を行っています。 又必要の応じそのシュミレーションやスカイダイビング等の体験も用意しています。 |